人間味あふれる…やらかしを隠蔽したいワンコたち、犬にも誤魔化したい時がある…?
■いたずらがバレてシラを切り通す姿に「常に爆笑させてくれます」
次に紹介するのはボクサー犬のアポロくん、タイソンくん。フローリングにおろしたてのブランケットを敷いたが、5分目を離した隙にタグを噛みちぎられてしまう。はたして犯人はどちらなのか…? この飼い主さんのSNSには「2匹ともめっちゃ目をそらす(笑)」「お互い知らん顔してる」「人間味がすごい」と反響が寄せられた。 「どっち? と聞きながら問い詰めましたが、心の中ではタイソンの単独犯だと確信があり、"まぁた、タイソンにやられた!!!"という気持ちでいっぱいでした。もうすぐで2歳(取材当時)なのに、本当に落ち着きがない子です」 実はこのタイソンくんはいたずらの常習犯。去勢手術して帰ってきた日に、120cmの小屋を飛び越え、100cmの部屋のゲートを飛び越え、台所のゴミを散らかして、リビングのテーブルの上に置いていたアップルパイを4切れ完食。また留守中に、セコムから侵入者アラームありと確認の電話を受けて慌てて帰ったら、リビングを荒らしていたこともあった。 「今回もアポロは悪くないですが、連帯責任です(笑)。アポロは常に泣き顔でタイソンのイタズラに巻き込まれがちです。ボクサーのなかでも、目がクリクリで、タルタルしている部分が長く、被り物を被らせたら、常に爆笑させてくれます」 実はアポロくんは最初、永遠の弟キャラだった。だが新たにタイソンくんを迎えた瞬間から急にお兄さんに! 「初めてタイソンが川で泳いだとき溺れたのですが、アポロがサーっとタイソンの元に向かって、下から押し上げて助けていました。2頭の世界があるようで、犬でもこんなに仲良いのかというくらい、いつもベッタリです。ドッグランでも、家の中でも、お昼寝、夜寝、私たちが留守の時もずっとひっついてます。…アポロは今のまま優しい子で、タイソンはイタズラがすぎるけど今のまま無邪気な子でいてほしい。私たちがいるからこそ与えられる安心感を感じて、どっちも自由にのびのびと過ごしてほしいですね」