阪神“FAカルテット”大山&坂本&原口&糸原 全力引き留めへ 欠かせない戦力
阪神が今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した原口文仁内野手(32)、糸原健斗内野手(31)、坂本誠志郎捕手(30)、大山悠輔内野手(29)を全力で慰留する方針であることが13日、分かった。 【写真】退任の岡田監督 への字口で「ひっどいなあ、最後の最後に」「信じられへん」最後まで苦言止まらず 大山は昨季全試合で4番に座って日本一に貢献し、今季も主に4番で打率・259、14本塁打、68打点の活躍。原口と糸原は左右の代打の切り札として、レギュラーシーズンはもちろんのこと、CSでも存在感を放った。坂本も欠かせない主要戦力だけに、来季V奪還のためにも球団として“FAカルテット”をそろって引き留めにかかる。 4選手ともシーズン中はFA権について具体的な意志を示すことはなかったが、チームの全試合日程を終えて改めて言及した。 原口は「そこ(FA)はあまり気にせずに、いつも通りやっていました」と今季を総括しつつ、「終わったばっかりなので、まだ」とコメントを残した。 坂本は「終わったばかりなんで。ちょっとね、今はそれよりもこの悔しいって気持ちを、まずかみしめるというか。そういう気持ちがないと、次も強くなれない」と胸中を吐露し、糸原も「終わったばっかりなんで」と多くを語らず。大山は終戦を迎えて「悔しいです」と3度繰り返したが、FA権について触れることはなかった。4選手とも今後熟考するとみられ、動向が注目される。