カーブの前に立ってる「R=200」とかの標識! これってドライバーは何を知ってどうするのが正解?
■目安にはするけど過信には注意
道路はいろいろな地形に応じて作られるため、そのカーブの形状は千差万別です。 ヘアピンカーブのように180度方向が変わるカーブもあれば、曲がっていることを意識しないような変化しかない緩やかなカーブもあります。 曲率が低くて角度が浅いと、ひらがなの「く」のような形状になります。角度が浅くても曲率が低いと角度変化が急になるので大きな減速が必要になります。 逆に角度が大きくても曲率が大きいと高い速度で曲がれるので、一概に曲率半径でカーブの全貌を把握するのは難しい面もありますが、数字が低いとカーブがキツいという目安として覚えておきましょう。 そして、昨今ではGPSによる高精度な地図表示が当たり前になっていますので、運転しながらリアルタイムに画面上で俯瞰の曲率が把握できます。ドライバーによってはこちらのほうが相性がいいという人もいるでしょう。 しかし、ナビゲーションのシステムは絶対ではありません。電波や衛星のキャッチ状況によっては自車位置がずれていたりすることも多いようです。 曲率表示もナビゲーションも目安にする程度に留めて、安全に通れる速度を守ることが先決だと思います。
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