堤幸彦監督新作「THE KILLER GOLDFISH」ロンドン国際ファンタスティック映画祭でオープニング上映! 窪塚洋介&窪塚愛流、映画では親子初共演も発表
堤幸彦監督のユキヒコツツミ名義による新作映画「THE KILLER GOLDFISH」が11月26日(現地時間)、第1回ロンドン国際ファンタスティック映画祭のオープニング作品として上映され、堤監督と主演の岡エリカ、森谷雄プロデューサーが登壇した。また、今回の上映に合わせて、海外版トレーラーが初公開されたほか、窪塚洋介、窪塚愛流、佐藤二朗らの出演も発表。窪塚親子にとって、映画での共演は初となる。 今作は堤、本広克行、佐藤祐市という日本を代表する映画監督とプロデューサーの森谷が立ち上げ、Web3(トークンエコノミー・NFTなど)を活用して活動資金を調達し、2022年1月から活動するクリエイティブコミュニティ「SUPER SAPIENSS(通称スパサピ)」の長編第1弾作品。9月の南アフリカ、セルドロイド国際ファンタスティック映画祭を皮切りに、スウェーデン、イタリア、イギリスなど数多くの映画祭から熱烈オファーを受けたほか、今後は欧州の有名映画祭へのセレクションも決まっているという。 「THE KILLER GOLDFISH」は、ネアンデルタール人によるホモサピエンスへの復讐を題材にした完全オリジナルストーリーシリーズ。公安特設課超常事件想定班、通称「マルチョウ」の女性捜査官・ 環栄李花が、金魚による奇妙な殺人事件を捜査する内に、人類史を発端とする壮大な復讐劇に巻き込まれていく姿を描く。 堤監督は、ロンドンのファンに向けて「人類史を発端とする壮大な復讐劇を描く、日本の実写映画史上前例のない『人類史×輪廻×超能力』というジャンルです。トンデモない作品を作りました」と手応えのほどをうかがわせる。さらに、「これまで日本国内では50本以上の映画を撮ってきましたが、こうやってたくさんの海外の映画祭からお声がかかるとは珍しく、今回ここロンドンに来られたことを嬉しく思うと同時に、皆さんがこの作品を観てどのように感じたのかがとても気になります」と喜びを語った。 主演の岡は、「この作品の短編として撮ったTHE BEGINNINGという作品が、自分は初めてのお芝居でしたので、映画初出演で初主演、もちろんこのように海外の映画祭に参加させていただくことも初めてになりますので、本当に嬉しく思います」と喜びをかみ締めている様子。プロデューサーの森谷も、「この『THE KILLER GOLDFISH』を皮切りに、『SUPER SAPIENSS』というプロジェクトが、ここロンドン発で世界に届いていくことを期待しています」と話している。 また、本日27日から日本国内公開に向けて動き出すクラウドファンディングが立ち上がり、MOTION GALLERY内(https://motion-gallery.net/projects/thekillergoldfish)で、同プロジェクトに参加できる様々なメニューがラインナップされている。 森谷氏は、クラウドファンディングの立ち上げについて、「私たちは、スパサピが選んだ『新しい取り組み』の精神はそのままに、『新しい興行の形』として、『すぐに終わらない劇場上映』『スクリーンでいつでも観られる!』『全国各地から同時体験出来る!』など、これまでの配給システムではない公開の仕方に挑戦したいと思っています。スパサピのプロジェクトに賛同いただき、ともに新たな映画作りの形や、新しい社会を作っていくことへの仲間集めをしたいと考えています」と意図を説明している。