顔よりデカい“特大バーガー”が目当ての客も…ナゼ?「スーパーのバーガー」が大人気【THE TIME,】
『マルエツ』デリカテッセン・チーフMD 藤原良彦さん: 「“らしさ”を出すために、マルエツの総菜とマルエツのパンを組み合わせて、そこを念頭に開発している。惣菜チームがこだわったフライドチキンとベーカリーがこだわったパンを一緒に挟んでいる」 マルエツで人気の総菜「フライドチキン」。これを具として使うことで“低コストかつ高クオリティ”な商品を販売できるとのこと。 しかし、なぜ今、スーパー各店がバーガーに力を入れているのでしょうか? 専門家は、「令和の米騒動」も関係していると話します。 フードジャーナリスト 池田恵理さん: 「今コメの価格がこれだけ上がってしまうと、弁当の値段を上げざるを得ない。ワンコインだったものが500円以上になってくるとお客さんは買わない。一方で小麦粉は値段が下がってきているので、バーガーに力を入れてるのではないかと」 相次ぐ「物価の高騰」や「令和の米騒動」などでお弁当やおにぎりも値上げ。消費者の財布のひもが固くなる中、飲み物と合わせてもワンコインで収めることができるバーガーに活路を見いだしたのだといいます。 フードジャーナリスト 池田恵理さん: 「バーガーは彩りも鮮やかで、値段的にも非常に手頃なので、これからスーパーの顔になると思う」 ■「特大バーガー」がスーパーの顔に “そのバーガーを買うために、わざわざ訪れたいと思わせる” まさに、スーパーの顔となっている名物バーガーが茨城県にあるんです。 地元で56年続く『セイミヤ』の大洗店。 ハンバーガーコーナーには常時10種類以上の商品が並び、観光客の多い週末には、1日に350個ほど売れることもあるといいます。 その中でも特に目を引くのが、通常バーガーの5倍サイズという“特大バーガー”。 「特選チーズバーガー」(1080円)を測ってみると、直径25cm×高さ13cmと原部員の顔よりも大きいサイズ!重さはなんと1271g! 特大バンズにチーズとろけるパティが4枚敷きつめられ、レタスはどさっと1玉分。