長谷部誠と最も共闘したのは? 出場試合数ランキング1位。驚異の190試合超え! 浦和の歴史を誰より知る男
先日、23/24シーズンのブンデスリーガ最終節が行われ、元サッカー日本代表の長谷部誠(フランクフルト)は大歓声を受けながら現役最後の試合を終えた。Jリーグ、そしてドイツで長く活躍した長谷部と、最も多くの試合で苦楽を共にした選手は誰なのだろうか。今回は、偉大なる「カイザー(皇帝)」のキャリアを振り返りながらランキング形式で紹介する。
1位:山田暢久(元日本代表) 生年月日:1975年9月10日 クラブ:浦和レッズ 試合数:192試合 堂々のランキング1位となったのは元日本代表DF山田暢久だ。 山田は高校卒業後、1994年に浦和レッズの一員に。そこから2013年にスパイクを脱ぐまで、浦和一筋でプロキャリアを過ごしている。 プロ1年目の1994シーズンはリーグ戦15試合の出場に留まったが、翌1995シーズンはリーグ戦42試合に出場した。本来は右サイドを主戦場とするプレイヤーだが、左サイドでプレーすることもできる。時にセンターバック、時にトップ下と、チームの事情に合わせて最終ラインから前線に至るまで様々なポジションで起用されてきた。 そんな偉大なる浦和のバンディエラが、長谷部誠と出会ったのは2002年のこと。長谷部が安定した出場機会を掴んだ2003シーズンから本格的に共闘が始まり、2007シーズンまでの5年間で192試合を同じピッチ上で戦った。この間に、クラブの悲願だったJ1リーグ優勝、天皇杯連覇など、数多くの輝かしい思い出を分かち合っている。 その後、長谷部はドイツへとステップアップすることになり浦和を退団したが、山田は2013年まで在籍し、リーグ戦通算540試合に出場。他選手の追随を許さないクラブの歴代最多出場記録であり、当分抜かれることはないだろう。
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