第93回選抜高校野球 専大松戸に選抜旗 主将抱負「1勝でも多く」 /千葉
<センバツ高校野球> 3月19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する専修大松戸高校に18日、選抜旗が授与された。 授与式は同校体育館で行われ、県高校野球連盟の渡辺範夫会長らが見守る中、毎日新聞千葉支局の鮎川耕史支局長から徳山斉校長にスクールカラーの緑色の選抜旗が渡された。新型コロナウイルス感染防止のため、野球部と生徒会、吹奏楽部、チアリーディング部の生徒だけが体育館に集まり、他の生徒は教室でオンライン配信を見た。 渡辺会長は「誰もが長く続くコロナ禍に苦しんでいる今こそ、スポーツの力、皆さんの力で私たちに喜びと希望と笑顔を届けてください」と激励。徳山校長は「高校創立62年目に新たな歴史が刻まれた瞬間です。甲子園で明るくさっそうとしたプレーで日本中、世界中に励ましを送ってください」と述べた。 石井詠己主将は「甲子園では千葉県の代表として1勝でも多くできるよう精いっぱい頑張ります」と誓った。 その後、生徒会による壮行会があり、中沢凱晟(かいせい)生徒会長が「野球部の皆さんが甲子園で校歌を歌えるよう、心から応援しています」と話し、石井主将に花束を渡した。チアリーディング部はパフォーマンスを披露して「心を一つに勝ち進もう」とエールを送った。 組み合わせ抽選会は23日、オンラインで行われる。【長沼辰哉】