立浪監督の”後任”は…?中日の監督候補に挙がる大物(5)立浪監督クラスの“レジェンド”だが
2024年シーズンもBクラスに低迷している中日ドラゴンズ。そんな中、指揮官の立浪和義監督が今季限りでの退任を表明した。「ミスタードラゴンズ」でも建て直せなかったチームを、次は誰が率いるのか。後任候補の人選に、早くも注目が集まっている。そこで今回は、中日の次期監督候補をピックアップする。
山本昌
投打:左投左打 身長/体重:186cm/95kg 生年月日:1965年8月11日 経歴:日大藤沢高 ドラフト:1983年ドラフト5位 現役時代は、中日ドラゴンズ一筋を貫いた山本昌も、監督候補の1人として名前が挙がっている。 山本昌は神奈川県の日大藤沢高出身。甲子園出場経験はなかったが、エースとして力投を見せたこともあり、ドラフト5位で中日から指名を受けた。 プロ5年目の1988年にプロ初勝利をマークすると、1994年は29試合に登板してキャリアハイの19勝をマーク。 翌年以降も毎年のように規定投球回をクリアし続け、プロ23年目の2006年9月16日の阪神戦では、史上最年長(41歳1カ月)でのノーヒットノーランを達成した。 プロ25年目の2008年には、史上24人目となるプロ通算200勝を達成。最終的に32年間プロの世界で戦い続けた男は、まさに「レジェンド」と呼ぶに相応しい選手だった。 実績が十分なだけに、監督候補とも噂されている山本昌。とはいえ、阪神タイガースで臨時コーチを務めた経験はあるが、監督となると初めての経験だけに不確定要素も大きいといえるだろう。
ベースボールチャンネル編集部