町野修斗ら2人を33分に交代。キール監督が理由を説明「ほかにも何人か交代してもいいと考えたが…」
ホルシュタイン・キールのマルセル・ラップ監督は先日のマインツ戦でFW町野修斗ら2人を前半途中に下げたことについて説明した。 昇格組のキールは24日にホームで行われたブンデスリーガ第11節でマインツと対戦。11分にMFナディエム・アミリに先制ゴールを奪われると、ラップ監督は2トップの一角として5試合ぶりに先発の町野と左ウイングバックでスタートのティモテウシュ・プハチを33分に交代を指示。しかしチームは37分のハンドPKなどでさらに2失点を許し、0-3での完敗を喫した。 この結果、キールは1勝2分け8敗の成績で17位のまま。ラップ監督は試合後、「自分たちのリミットに近づけず、ピッチ上で注意力に欠け、デュエルやセカンドボールに関しても良くなかった。あらゆる部分で少し不足していただろう。するとマインツ相手に持ちこたえることはできないし、糸口をつかめたと感じるフェーズは一つもなかった」と振り返り、「(町野らの)交代で新たなエネルギーを持ち込めることに期待したが、すると直後にPKを獲られてしまった。なので、パフォーマンスが良くなかったと言わなければならない」と完敗を認めている。 記者に負傷などなかった様子の町野らの交代について問われた同監督は「我々は試合に上手く入り込めていなく、ピッチ上でのエネルギーが足りなかったと感じたからだ」と返答。「ほかにも何人か交代してもいいと考えた。ただ、代わりに入った(フィン)ポラートと(アルミン)ギゴヴィッチが新たなエネルギーを持ち込んでくれると考えた。それが2人の交代の理由だ」と説明した。 なお、キールでの2年目を迎える町野は今季はリーグ戦10試合に出場し4ゴールをマーク。6試合には先発も、今回のマインツ戦はハーフタイムに交代となった第6節レヴァークーゼン戦(2ー2)よりも早い時間帯にベンチに下げられている。