日焼け対策しすぎはNG! 自然光からビタミンDを得る驚くべき健康効果と上手な浴び方
自然光の取り入れ方
【取り入れ方1】自然光を浴びる前は、紫外線情報をチェック 1日に必要なビタミンD量を生成するために推奨される日光浴時間は、どの学会や機関でも公表されていないのが現状。というのも、その時間は緯度、季節、現地時間、上空のオゾンやエアロゾルの量によって大きく異なるから。 もちろん、日に当たりすぎることで懸念される影響は決して小さくない。だから、紫外線が強い時期や時間帯などをこまめに調べて、自然光を浴びる工夫をしよう。 ちなみに、インドやサウジアラビアの研究によると、体内でビタミンDが最も”効率よく”作られるのは正午であることを示している。これは、太陽の光が一番高い位置にあることから、短時間でビタミンDを生成できるという考え方からきたものだ。一方で、正午に日光を浴びると、危険な皮膚がんのリスクが高まる可能性があるという研究もあるので、要注意。 【取り入れ方2】柑橘類は避けるべし お肌のために、オレンジやレモンを食べているという人もいるんじゃない? だけど、自然光に当たる前は、これらはNG。なぜなら柑橘類、そしてセロリは、植物性光皮膚炎として知られる光線過敏症を引き起こす可能性があると言われているから。この症状は、ライム、レモン、オレンジ、グレープフルーツ、セロリ、ニンジン、イチジク、パセリ、パースニップなどの果実から滴り落ちる果汁が皮膚に接触したときに起こるそうで、日の光に反応して、皮膚にかゆみや赤みを起こすことも。紫外線の吸収を助長するため、シミなどの原因にもなるので要注意。プールサイドで、テキーラサンライズを飲みながら日光浴は控えて。