【知らなかった】秋のイカがいっぱいいる理由とは?釣れやすい時間もある!?
群れを逃さなければ連発劇も起こり得る、秋の回遊狙い
回遊ができるサイズになっても単独で行動することは少なく、基本的には群れを成して行動している。そのため釣果やアタリがあれば、周辺にはまだ他の個体がいる場合が多い。またこの時期のアオリイカは好奇心旺盛で、エギを警戒心なく触ってくることも数釣りに向く時期の理由として挙げられる。
秋の回遊アオリイカ狙うならこのタイミング!!
(1)日没から21時くらいまでがベスト! 遊泳力がつき、活発にエサを追いかけるようになってもやはりまだサイズは小さめ。アオリイカを捕食する青物などのフィッシュイーターの動きが活発な日中は、外敵から身を守る事ができる浅いエリアや物陰にいる場合が多い。アオリイカの捕食行動が活発になるのは、暗くなる日没前後からで、夜が深まるにつれ捕食行動は落ち着くため21時くらいまでが目安となる。 (2)小さい潮まわりの下げ潮がちょうどよい!! 大潮などの潮位変化が大きい潮まわりは潮の流れも大きくなり、流れが岸から離れる事が多い。回遊はこの潮の流れに乗って行なうので、岸から離れてしまうと狙いづらくなる。狙いやすいのは小潮などの小さい潮まわりで、干潮へ向かう下げ潮時が適度に流れがあり釣りやすい。また回遊に慣れていない小型サイズであれば、より流れが緩やかな潮回りがよくなる。
米田浩久(よねだ・ひろひさ)
30年以上の「イカ釣り」経験を持ち、”塾長”の愛称で知られる林釣漁具製作所・餌木猿フィールドテスター。淡路明石周辺をホームに、回遊するアオリイカを狙う釣りを得意とする。大病を患いながらも、米田さんを慕う塾生たちのサポートにより現在もフィールドに足を運ぶ。「釣りはやめられません! 」という熱き一言とともに奮闘中!