「“大人の財布”でした」先輩棋士も興味津々!?523日ぶり予選対局の藤井聡太竜王・名人、スーツ姿や昼食注文の姿が話題
伊藤匠叡王(22)への挑戦者を決める第10期叡王戦本戦トーナメント1回戦が1月8日、東京・千駄ケ谷の将棋会館で行われ、藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、22)と増田康宏八段(27)が現在対局中だ。昨年、叡王位を失冠した藤井竜王・名人にとっては、タイトル戦の予選対局に臨むのは523日ぶり。久しぶりの将棋会館での対局風景に、先輩棋士も興味津々の様子だった。 【映像】“バリバリ”は卒業…藤井七冠の「大人の財布」 現在、七つのタイトルを保持している藤井竜王・名人。年間を通じて和服姿で番勝負に臨む姿が印象的だが、前期の叡王戦で八冠の一角・叡王位を失冠。伊藤叡王への再挑戦を目指し、本戦トーナメント1回戦に挑んでいる。 本局は、前日にこけら落とし対局が行われたばかりの新・将棋会館「特別対局室」が舞台。一般棋戦を除くタイトル戦予選での対局は2023年8月4日の第71期王座戦挑戦者決定戦で豊島将之九段に勝利して以来523日ぶりとあり、スーツ姿での対局にファンからは「逆に新鮮」などの声が上がっていた。 一挙手一投足に興味津々なのは、先輩棋士も同様。ABEMAの中継に出演した深浦康市九段(52)は、「藤井竜王・名人が会館での久しぶりの対局ということで、昼食注文も注目していました。モニター越しに財布からお金を取り出して払っているところをしっかり見ていました。藤井さん、どういう財布使っているのかなーって(笑)」と話し、しっかりとその様子を目に焼き付けたようだった。 藤井竜王・名人のお財布と言えば、デビュー当時はマジックテープ式のものを使用し、昼食注文のタイミングでは“バリバリッ”という音が対局室に響いていたことが印象に残っているファンも多い。しかし、2020年に17歳10カ月で最年少タイトル挑戦を決めて以来、将棋会館での対局は減り続け、その雄姿はタイトル戦に絞られることに。番勝負では対局者が食事代の支払いを行うことはないため、“財布”は久しぶりの登場となった。 深浦九段は、「デビュー当時は中学生、高校生らしい財布を使っていましたが、“大人の財布”でしたね」といい、感慨深げな表情も見せていた。藤井竜王・名人の昼食注文の様子はファンも大注目で、「財布を使うってレア」「大人の財布w」「財布チェックw」「バリバリのやつねw」「タイトル戦は払わないからね」と多くの反響が寄せられていた。 (ABEMA/将棋チャンネルより)
ABEMA TIMES編集部