『となりのMr.パーフェクト』チョン・ヘインの片思いに終止符!? 元カノ登場で関係に変化
スンヒョ(チョン・ヘイン)への恋心が膨らむソンニュ(チョン・ソミン)
一方のソンニュも、スンヒョへの恋心が自身も知らぬ間に育ち始めているようで、スンヒョが陶芸をする姿を見つめるソンニュの目には、ハートが浮かぶ演出がされている。 幼なじみの2人が、30歳を超えて男と女であることを意識する場面が、さまざまなシチュエーションで繰り返される。第1話で、倒れそうになった本棚からソンニュを身を挺して守るスンヒョの男らしさが描かれていたが、今回もつまずいたソンニュを抱きとめ、弟と間違ってベッドに眠るスンヒョを叩くと、上半身裸のスンヒョに覆われるという、王道の少女マンガのようなときめき展開が次々と挟まれ、スンヒョが“キュン”の連打を繰り出してくる。そのつど、幼い頃は自分より弱くて小さかった男の子の変貌ぶりにドキッとするソンニュとともに、視聴者もチョン・ヘインのかわいらしさと、男らしさの振り幅にドキッとさせられるのだ。 2人の恋は、ソンニュがスンヒョの手紙を読んでしまったことで、とうとう彼女の心に変化が訪れそうだ。慌てて誤魔化したスンヒョだが、ソンニュの中に一抹の「もしや?」が宿る。 そんな中、ソンニュの父グンシク(チョ・ハンチョル)が詐欺師に騙されて家のお金を使い込んでしまう危機に見舞われる。ソンニュの母ミスク(パク・ジヨン)は、事情を知らずグンシクを責め立てる。しかし、そんなグンシクを救ったのはスンヒョだった。グンシクが詐欺師に騙される場面を録画した防犯カメラを捜し出し、彼を窮地から救ったのだ。助けられたグンシクが、妻であるミスクに、自分の不甲斐なさを吐露し、平凡に生きることが難しいと嘆く姿は同情を禁じ得ない。 回を追うごとに、スンヒョの抑えきれないソンニュへの想いが強くなっていき、スンヒョを応援せずにはいられない。一方、ズタボロになって帰国したソンニュは、「料理」という自身の好きなことを思い出し、夢を見つけて料理学校へ入学を果たした。恋だけでなく、自分の「自己表現」の場を人生の中に見つけること、いきいきと人生を輝かせることは、現代人の抱えるテーマのひとつだろう。スンヒョも寝食を忘れて打ち込めるような好きな仕事についていて、ソンニュも「料理」という希望を見つけて邁進していきそうなところだが、まだ6話なので、今後何かが起きるのだろうか。 今回は、チョン・ヘインが過去に出演した人気作品の『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』をもじり、「ソン・イェジンに悪い」とチョン・ヘインが言ったりと、ドラマファンの心をくすぐる場面もあった。予告では、波乱が起きそうな様子で先が気になるところだ。
にこ