俳優の古田新太さん（58）が29日、『第45回松尾芸能賞」の贈呈式に登場。スピーチ中に、最近大けがをしたことを明かしました。 【画像】古田新太　自分の看板前で職務質問された思い出　若手時代を振り返る 『松尾芸能賞』は、日本の文化・芸能の保存・向上に寄与した芸能出演者などを表彰する賞で、古田さんは演劇部門で優秀賞を受賞。『劇団☆新感線』の看板俳優として『五右衛門ロック』や『髑髏城の七人』といった長年の人気シリーズに主演を続け、約40年にわたって活躍したことなどが評価されました。

■贈呈式に帽子姿で出席した理由は、10日前の大けが

壇上に帽子姿で現れた古田さんは「まずこのような席で、帽子をかぶっていることを申し訳なく思っております」と切り出し「実は10日前、家で酔っ払ってすっころびまして、コンロに頭をぶつけて50針縫っております」と告白。続けて「その頭で、ここに立つのはどうかなと思ったんですけども、せっかく呼ばれたので来ました。すみません」と語りました。 そして、今回の受賞について「僕は『劇団☆新感線』という元々アングラの劇団の人間です。ずっとこっぱずかしい芝居ばっかりやってきてまして、もうすぐ60歳になろうとしていますけれども、これからもまだまだ、こっぱずかしい芝居をやっていこうと思います。これで褒められたんだから、もうちょっとやっていていいんだなと思います。よければまた褒めてください」と笑顔で会場に呼びかけました。