手塚理美「じつは踏切マニア」SNSで広がった趣味仲間の世界「フォロワーと食事に行くことも!」
■じつは「踏切」「線路」マニアな一面も! ── 散歩や写真、蕎麦屋めぐりなど、いろいろな趣味をお持ちですが、昔から、アクティブなタイプだったのですか? 手塚さん:20代のころは仕事が忙しく、30~40代は育児中心で自分の時間がほとんどなかったのですが、2人の息子も巣立ち、ようやく自分の時間が作れるようになりました。昔できなかったことを、いま、思いきり楽しんでいるところですね。 街歩きで散歩をするのがすごく好きだったので、そこで出合った風景を写真に撮ったり、気になる場所を調べてみたりと、どんどん趣味が広がっていきました。
── 気になったのが、「踏切」「線路」の写真です。 手塚さん:線路がどこまでも続いていく風景って、見ているだけでなんだかワクワクしませんか?多分、『小さな恋のメロディ』とか『スタンド・バイ・ミー』の映画の影響なのだと思いますが、ロマンを感じるんですよね。現実世界から離れて、空想が広がっていく感じがして。 昔、住んでいた場所がたまたま踏切の多いところだったんです。あるとき、線路の先をふと見てみたら、はるか彼方先に駅のホームが見えたんですね。その光景を見た瞬間、「すごい、面白い!」と感動して。
そこから興味がわいて、散歩をしながら踏切を見つけて写真を撮ったり、線路を見ながら物思いにふけったり。先日、インスタでお友だちになった方が熊本からいらしたので、2人で線路を見に行って大はしゃぎしていました。 ── 線路や踏切の魅力は、なんでしょう? 手塚さん:田舎のローカル線で単線の線路が先まで続く光景や、無人駅の風情ある姿、廃線になった線路を見ながら歴史やロマンを感じたりするのが好きなんです。 踏切は場所によって様式もまったく違います!遮断機も片方だけのものもあれば、両側から降りてくるもの、大きさも大小さまざま。周りの風景も違いますし、音もそれぞれ違う。だから、見ていて飽きないんですよね。