京都国際の小牧憲継監督＝京都市東山区で2024年2月3日、山崎一輝撮影

　第96回選抜高校野球大会は第4日の21日、阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で1回戦があり、京都国際は昨秋の東北大会王者の青森山田に3―4でサヨナラ負けした。 【熱戦を写真で】京都国際－青森山田（1回戦） 　京都国際の小牧憲継監督の試合後のコメントは次の通り。 　◇京都国際・小牧憲継監督 　勝たせてあげられなかったのは監督の力不足。（勝敗を分けたのは）初回の2失点。ストライクを取りにいって、ことごとく打たれた。もう少し（試合の）入り方を研究すると、この失点はなかったかなと思う。 　（先発の中崎投手は）コントロールが生命線の投手だが、少し力任せになってしまった。 　（終盤に打線が追いついたことについて）あと一本を出させてくれなかった。ここ一番をしっかり守るのが青森山田さん。ここ一番でしっかりタイムリーが出るのが青森山田さん。うちの完敗。夏に向けて、走攻守すべてでスケールアップしないと勝てないと感じた。 　（青森山田の一部の選手が木製バットを使っていたことについて）使いこなせていたし、うちの金属バットよりも振れていた。甲子園という舞台であれだけ振り込めるという能力値は素晴らしいと思った。うちも何人か練習試合で試していて、前日まで悩んでいた選手もいたが、最終的には金属バットを使うということになった。