青森県内 積雪量が急増 弘前で80cm超 12月観測史上最深 JR奥羽線70本運休で1万人に影響
青森朝日放送
青森県内は強い冬型の気圧配置の影響で、積雪量が急増しています。弘前市では80センチを超え、12月としては最も多い雪を観測。市民が雪かきに追われています。 弘前市の90歳の女性は、家族から雪かきをしないよう言われているものの、ついついスコップを持ってしまうそうです。 【90歳の女性】 「ばあさんやれば駄目だって、川崎の娘から電話が来るんだけど、じっとしていられなくて、側溝に投げるところだけでもさ」 「あぁ、倒れる」 大雪の影響で、JR奥羽線は青森市の津軽新城駅と秋田県の大館駅との間で終日運休となりました。上下合わせて70本、およそ1万人に影響が出ました。 【利用客】 「電車は諦めて、バスで新青森駅まで向かいます」 青森地方気象台によりますと、23日午後5時現在の主な地点の積雪は、青森市酸ケ湯が286センチ、弘前82センチ、平川市碇ケ関77センチ、青森70センチとなっています。