イエメンのフーシ派、船舶3隻を攻撃 紅海とアラビア海で
Adam Makary Hatem Maher Jaidaa Ahmad [28日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派は28日、紅海とアラビア海で3隻の船舶を標的にしたと発表した。攻撃はイスラエルに対する海上封鎖強化の一環だという。 フーシ派のヤフヤ・サレア報道官はテレビ演説で、船舶がイスラエルに向かう港に接近しようとしたため標的にしたと述べた。 LSEGの最新データによると、標的となった3隻は全てリベリア船籍だった。フーシ派が「モタロ」と特定した船舶はエジプトのスエズ運河から中国上海に向かう途中、紅海のイエメン西岸沖で最後に目撃された。 別の船舶「SCモントリオール」はセイシェルのビクトリア港からオマーンのサラーラへ航行中にアラビア海で攻撃を受けたと伝えられている。 LSEGによると、3隻目の「マースク・カオルーン」号はサラーラから出港し、インド洋西部を航行していた。 フーシ派は、イスラエルがパレスチナ自治区ガザとレバノンへの攻撃を停止するまで、こうした行動を継続するとしている。