2年連続10度目の出場・浜松日体 目指すは15位以内…全国高校駅伝22日号砲
全国高校駅伝が22日、京都市のたけびしスタジアム京都発着のコース(男子7区間42・195キロ、女子5区間21・0975キロ)で行われる。男子は2年連続10度目の出場の浜松日体が、昨年の28位から15位以内を目標としてジャンプアップを狙う。 浜松日体・古井海成(3年)は、チームで設定した「15位以内」の目標達成に燃えていた。昨年は最長区間10キロの1区を任されたが、終盤の失速で区間39位だった。ほろ苦い全国デビューを経て、今年も同区間を走る。「都大路のためにやってきた。目標は個人10位以内」と雪辱を誓った。 この1年、毎朝の自主練習の距離を2倍の10キロにして、持久力をつけた。5000メートルで7月の全国高校総体に出場し、9月には自己ベスト14分11秒67を記録。母は城西大で全日本大学女子駅伝優勝を経験。亜大出身の父と現在、明大2年の兄・康介は箱根駅伝に出場。陸上一家の真価を発揮する。
報知新聞社