270キロクロマグロ水揚げ 魚津港で100キロ超が複数本
富山県の魚津港で29日、200キロを超えるクロマグロが水揚げされた。魚津漁業協同組合によると、100キロ以上のマグロが複数本捕れるのは珍しく、年の瀬の市場が活気づいた。 漁獲されたマグロは150~270キロの大型が計8本。入善沖の定置網にかかったという。魚津漁協の水産物荷さばき施設「魚津おさかなランド」で競りが行われ、パレットに載りきらないサイズのマグロがずらりと並んだ。 魚政魚問屋の浦崎将隆会長(75)は「200キロ級の大きなマグロが何本も揚がるのは初めてかもしれない。さまざまな魚種の漁獲量が少なかった1年だったが、年末の明るいニュースになった」と話した。