【ラグビー】女子7人制日本代表“サクラセブンズ”、リオ五輪出場の兼松由香HCが就任。
女子セブンズ日本代表“サクラセブンズ”のヘッドコーチに選手として、2016年のリオ五輪に出場した経歴を持つ兼松由香氏が就任した。8月13日に日本ラグビー協会が発表した。 サクラセブンズは8月11日に閉幕したパリ2024オリンピックの7人制ラグビー競技に出場し、大会で3勝をあげ9位の成績を残していた。チームのHCを務めた鈴木貴士氏は本大会をもって任期満了により退任することが7月14日に発表されていた。 兼松由香 新HCは選手として愛知教育大、名古屋レディースR.F.Cなどでプレーし15人制代表13キャップ、7人制代表で28キャップを持つ。2007年の出産後も競技を継続し、2016年に34歳で出場したリオオリンピックでは最年長としてチームを牽引した。 2018年からコーチとして活動を開始し、2019年から女子セブンズユースアカデミーのHCを務めた。2023年よりサクラセブンズの合宿や遠征にアシスタントコーチとして帯同し、アジアラグビーセブンズシリーズ2023のタイ大会ではHC代行としてチームを優勝に導いた。 兼松HCの新体制は8月下旬より活動を開始し、9月7・8日に開催されるアジアラグビーセブンズシリーズ韓国大会に臨む。 兼松氏はHC就任にあたり、「リオ、東京、パリ大会に挑み、想いを繋げてくださった全てのサクラセブンズの仲間たちに感謝いたします。これからさらに進化し、世界で活躍するサクラセブンズの姿を通して、サクラセブンズの想いを未来へ繋げていきたいと思います」と決意を述べている。