バックカントリースキーの都内男性が遭難「片方のスキー板をなくした」…福島・西大巓の山中
30日午後4時40分頃、福島県北塩原村檜原の西大巓(にしだいてん)(1982メートル)付近の山中で、未整備の雪山を滑るバックカントリースキーをしていた東京都の会社員男性(52)から「片方のスキー板をなくし、身動きがとれなくなった」と110番があった。県警と消防が31日朝から男性を捜索したが、見つかっていない。 【図表】一目でわかる…山岳遭難の発生状況
県警猪苗代署などによると、男性は通報時、1人で入山し、負傷していないと説明した。通報時に分かった男性のスマートフォンの位置情報を基に捜索を始めたが、スマホの電源は31日午前3時頃から入っていない状態だという。捜索は31日午後2時頃、悪天候のため打ち切り、1日午前6時から再開する。