缶ジュースサイズのモバイルプロジェクターは寝落ちに最適
持ち運びやすさ、コスパのバランスが最適な1台が出ました(日本でももうすぐ出ます)。 【全画像をみる】缶ジュースサイズのモバイルプロジェクターは寝落ちに最適 米GizmodoがAnkerから発売された最小サイズのプロジェクターを紹介してくれています。Ankerのプロジェクターネビュラシリーズ最新の「Nebula Capsule Air」は、ドリンクのロング缶ほどのサイズ感でありながら、性能はしっかりプロジェクターとしての役目をまっとうしてくれる1台です。 重さは約640gでバッグに入れての持ち運びに苦も感じず、収納するにしても、場所をとらないし、さっと取り出して、さっとしまえるので「これからプロジェクターを使うぞ…。」と重い腰を上げる必要がなく、軽い気持ちで使えるのがいいところ。
セットアップもお手軽
セットアップも簡単。スマートテレビのような感じで、対応する主なストリーミングサービスから今見たいアプリ、コンテンツを選択するだけ。特にプロジェクターだからと言って特別な操作は必要ありません。なのでプロジェクターであることを意識せずスマートテレビの延長線上として使い始めることができます。 もちろんプロジェクターとしての強みは、画面サイズが自由自在であること。少人数で見るとき、大人数で見るときと場面に応じて画面サイズを変更できます。最大の画面サイズは壁から2.4m離すことで100インチにすることができます。さらにさらにHDMI入力端子も完備しているので、映像コンテンツだけでなく、ゲームやPC画面を接続することができます。
明るさとバッテリー容量がネック
プロジェクターなので4K高画質…とはいきませんが十分に臨場感ある映像で、画面サイズでゲームなども楽しむことができます。小さなサイズ感となると、やはり外に持ち出したくなります。そんなときにどれくらいバッテリーが持ってくれるのか。バッテリー駆動時間は約2時間で、充電端子はUSB Type-C端子が搭載。実際外に連れ出してバッテリー持ちが2時間は、映画一本でぎりぎりといったところ。このサイズ感でさらなるバッテリーを求めるのは酷かもしれませんが、もう少し持って欲しかったな。 解像度は1280×720ピクセルで色の精度、HDRの処理も問題なく使えるレベルです。さらに画質を求めたい方は、より大きいサイズでもよければ、「Capsule 3 Laser」がよい選択肢になるかもしれません。こちらは、1080pが楽しめます。サイズ感と解像度のバランスを含めて、ご自身にフィットするものを選んでほしいところです。 明るい環境はやはり苦手で、Capsule Airの明るさは150ANSIルーメン。 「ANSI (アンシ) 」とは、アメリカ国家規格協会 (American National Standards Institute) の略で、この協会が定めた基準に基づいて明るさを測定するため、「ANSIルーメン」という呼び方がされています。 一般的なルーメンと呼ばれる指標は単に光源の明るさを測るのに対し、ANSIルーメンは実際にスクリーンに投影された映像の明るさを測ります。 ANKER公式サイトより引用 昼間や明るい部屋では見えにくい印象。用途としては暗闇や夜の暗い部屋が最適のようです。あくまで苦手であるというだけで、夜や暗い場所でしか使わない用途であれば問題はありません。米GIZMODOのライターは、子どもの寝かしつけにこのプロジェクターを使用しているらしく、子守唄、絵本の読み聞かせをせがむ子どもに最適なようです。また、大人が寝る前にコンテンツを天井に投影して寝落ちするのにもよさそうです。スマホを掲げて寝るよりもずっと楽ちん。 その他の活用シーンとして旅行やキャンプに持って行くのもよさそう。旅の写真を大画面に投影してみんなで鑑賞するのは、一緒に見ている時間も思い出になりそうです。 もちろん画質は液晶や有機ELに及びませんが、それを差し引いても持ち運びやサイズと価格のバランスを考慮すると、選ぶだけのメリットがあるでしょう。 そんな素晴らしいモバイルプロジェクター「Nebula Capsule Air」は、現在(11月28日)時点ではアメリカでは発売済みで、日本ではまだ発売されていません。ですがまもなく発売予定とのこと。持ち運べるプロジェクター、使い道は無限大ですよ。 Source: Gizmodo US, NEBURA, ANKER
宮城圭介