オランダGPのFP3はサージェントの大クラッシュで40分以上赤旗中断…タイム記録は18人&角田裕毅タイムなし|F1
2024年のF1第15戦、オランダGPのフリー走行3回目が現地時間24日行われた。 現地ザントフォールトは雨模様となり、気温17℃、路面温度19℃でFP3の開始時刻となった。各車エクストリームウェット&インターミディエイトを装着しての周回を行った。 10台のマシンがタイムを出した開始14分、ローガン・サージェントがターン4で芝生に乗り上げ、コントロールを失ってウォールにぶつかりながらストップした。マシンの後方が大破し、火が上がるという大事故に。 サージェント本人に大きなダメージはなく、煙に包まれながらもすぐさまコクピットから脱出している。FP3はここで赤旗となった。 トラック上にはオイルとともにデブリが散っており、マシン除去に時間もかかっていることから、赤旗は長引く状況に。 フェンスの修復に時間がかかった中、40分近くの中断を経て、残り2分でセッション再開となる。各車インターミディエイトを装着してトラックに出るも、トレイン&パレードラン状態での周回となった。赤旗時点でタイムを出していたのが10人。終盤の2分でラップタイムを出したのが18人まで増えた。 トップタイムは1:20.311のピエール・ガスリーで、2番手ケビン・マグヌッセン、3番手バルテリ・ボッタスというラップタイム順にはなったが、FP3は40分以上の赤旗中断で事実上ほとんど走行できずに終了となったこともあり、あまり参考にならないタイム順となっている。 なお、角田裕毅はタイムなしで60分終了となった。
第15戦オランダGP・FP3結果
1/ピエール・ガスリー/アルピーヌ 2/ケビン・マグヌッセン/ハース 3/バルテリ・ボッタス/キックザウバー 4/ランド・ノリス/マクラーレン 5/フェルナンド・アロンソ/アストンマーティン 6/エステバン・オコン/アルピーヌ 7/オスカー・ピアストリ/マクラーレン 8/ランス・ストロール/アストンマーティン 9/ニコ・ヒュルケンベルグ/ハース 10/カルロス・サインツ/フェラーリ 11/チョウ・グァンユ/キックザウバー 12/ローガン・サージェント/ウィリアムズ 13/ジョージ・ラッセル/メルセデス 14/アレクサンダー・アルボン/ウィリアムズ 15/ルイス・ハミルトン/メルセデス 16/チャールズ・ルクレール/フェラーリ 17/マックス・フェルスタッペン/レッドブル 18/ダニエル・リカルド/VCARB -/角田裕毅/VCARB -/セルジオ・ペレス/レッドブル