住宅街の山奥森公園や眺望二重丸の運動公園、そして豪華庭園も! 横浜南部国道1号線沿いにある個性派公園3選
四季折々の草花が楽しめる草木豊かな旧住友家の庭園
横浜市と藤沢氏の市境となる戸塚区東俣野町にある「俣野別邸庭園」は、国道1号線と新湘南バイパスの交差点近くという交通の要衝近接の地とは思えないほどに、静かなくつろぎの場を提供してくれています。 同庭園は東俣野中央公園同様、河岸段丘を利用した高低差のある地形が特徴で、大きく外苑と内苑の二つに分かれています。国道側の正門から入って内苑。園内遊歩道を下って外苑へと続きます。 この庭園は名前の由来となっている俣野別邸が内苑にあるのですが、別邸は旧住友家16代当主の私邸で、そのまま保存され見学(有料)はもちろん、ミニコンサートなどのイベント(有料)も催しされたりする横浜市認定歴史的建造物です。 別邸の深い趣もさることながら、芝生広場を備えた外苑と呼ばれる山野草や樹林ゾーンは、四季折々の草花が彩りを添え来園者の目を和ませてくれます。外苑内遊歩道は、山野草の小径、四季の花苑、林の小径、憩いの小径などで繋がっていますが、ウッドチップが敷かれており、膝にも優しい遊歩道です。 段丘の利点を生かした眺望スポットからは丹沢山系と富士山を望むことができます。駐車場は有料ですが、入園料は無料です。ゆっくり草花を鑑賞しても1時間少々。内苑の別邸前芝庭でお弁当を広げても、2時間ほどで非日常的な優美な時間を過ごすことができるのではないかと思います。11月には紅葉見学で多くの人が訪れます。
ソトラバ編集部