手口は“ニセ金の粒”と“ニセ札”で…? ウソの“金の売買取引”で1300万円窃盗か イギリス国籍の男を逮捕
去年11月には都内のホテルで“粒状の金”の取引中、“ニセ札”と現金3400万円をすり替えたとして、リベリア国籍の男2人が逮捕されました。このとき使われた“金”もニセモノでした。 また中には、一度は本物の金で取引し、信用した女性にニセモノの金を買わせて、現金630万円をだまし取ったとしてリベリア国籍の男が逮捕される事件も起きています。 外国人による“ニセの金”や“ニセ札”を使った事件が相次いでいて、警視庁は同じ外国人グループの犯行の可能性もあるとみて関連を調べています。 ◇ 10月末、過去最高値を更新した国内の金。街の人は… 公務員(20代) 「(金を)買ってみたい。価値が変動するから、もうけを考えるとやってみたい」 会社員(50代) 「(金が)今すごい上がってると聞いて、買っといた方がいいかな」 金を所持 経営者 「金は不況とか景気悪いときに結構上がってるから期待してる」 ──事件を受けてどうですか? 金を所持 会社員(40代) 「怖いですよね。どこかいってるすきに(ニセモノに)替えられるとわからないから」 私たちが被害にあわないためには、何に注意すればよいのでしょうか。専門家に聞きました。
日本貴金属マーケット協会 池水雄一代表理事 「お店のほうから積極的にお客さんにアプローチして売るというマーケティングは、基本的にはやりません」 「なかなか個人間で売買というのは、普通はしない」 「ちゃんとした業者で売買するほうが安心」 ◇ 警視庁は、取引に参加していたもう1人の男についても行方を追っています。 ※11月16日(土)午前0時10分(金曜深夜)放送 『news zero』より