和歌の聖地「和歌の浦」誕生千三百年記念大祭/和歌山市
聖武天皇が和歌の浦に行幸して1300年となることを記念して、10月27日、和歌山市の玉津島神社と片男波公園一帯で「和歌の聖地・和歌の浦誕生千三百年記念大祭」が開催されました。 これは、記念大祭実行委員会が開催したもので、午前10時から行幸行列を再現する奈良時代から平安、江戸、そして、現在へと続く、和歌の浦の時代絵巻が繰り広げられ、玉津島神社から片男波公園までを巡行しました。 行列には、放映中のNHK大河ドラマで藤原公任(ふじわらの・きんとう)役を演じる俳優の町田啓太さんも参加し、沿道を埋めた観客から大きな歓声が上がっていました。 午後は、玉津島神社の境内で、和歌の家ともいわれる冷泉家の和歌披講や、和歌山雅楽会の奉納演奏、また、片男波健康館アリーナでは記念シンポジウムも開催されるなど、秋の和歌の浦を多くの人が楽しんでいました。