【紅白リハ】Omoinotake、今年の漢字を発表 「幾億光年」がヒット「僕らの活動にやっと光が差してくれた」
■『第75回NHK紅白歌合戦』リハーサル2日目(29日、東京・渋谷 NHKホール) 【リハ写真】透き通った歌声で魅せたOmoinotake 初出場となる3人組ピアノトリオバンド・Omoinotake(オモイノタケ)がリハーサルに登場し、報道陣の取材に応じた。今回歌う「幾億光年」をリハーサルでも本番さながらに熱唱した。 2024年1月期に放送されたTBS系火曜ドラマ『Eye Love You』の主題歌「幾億光年」が累積再生数3億回を突破するなど、大きな反響を呼んだ。藤井怜央は「僕たちは『紅白歌合戦』に出続けるのを目標にずっと掲げて活動してきたので、その大きな第1歩をいよいよ踏み出せる、踏み出すことができると思うと本当にワクワクしておりますし、最高のパフォーマンスができればなと思っております」と意気込んだ。リハーサルを終えた心境を問われると「NHKホールで何度かライブを見に来たことがあるんですけど、もちろんステージに立つの初めてで。きょう、リハーサルで歌ってみて、すごく気持ちよく歌えたので、本番も気持ちよく歌えるのがすごく楽しみです」と笑顔を見せた。 出身地である島根ではライブビューイングするライブハウスも。福島智朗は「3人が出会えた本当に大切な街。みなさんのおかげで、きょうまで頑張ってこれたので、今後も応援よろしくお願いしますという気持ちでございます」としみじみ。冨田洋之進は「ライブハウスの店長から、お話聞いた。大急ぎでプロジェクターとか準備してやっている、と。たぶん地元の若いバンドマンとかもその場で見てくれると思うので、何か僕も頑張ろうって思えるきっかけになったらいいなと思います」と口にした。 福島は「きょう初めて紅白のリハーサルという形で舞台に立たせていただいて結構ぼんやりとしてた夢がやっと具現化して見えたというか。それを体感しました。もうあとは31日にそれが 実現させるだけだなという気持ちです」とする。藤井は「やっぱりたくさんの方が出演されるので、すごくスピーディーに物事が進んでいって、さすがだなって」とリハーサルの感想を語る。冨田「2人が言ったのと同じで、スピーディーで、演奏以外の催し物のリハーサルもあって、普段出演させていただく音楽番組とは違うなと思います」と振り返った。 また、今年の漢字も。福島は「『幾億光年』の光という字がまさしくだなと思いまして。光のように遠くまで曲が届いた1年でもあったし、僕らの活動の中でもやっと光が差してくれた年もあったなと思うんで『光』です」としていた。 今年は、有吉弘行、橋本環奈、伊藤沙莉、鈴木奈穂子アナウンサーが司会を務める。朝ドラの前期後期主人公が司会としてそろい踏みとなるのは、紅白史上初。有吉が紅白歌合戦で司会を務めるのは、去年に引き続き2回目となる。昨年は紅組が優勝し、紅組34勝、白組40勝となっている。