辻希美「長女の結婚を想像すると泣けてくる…」赤裸々に語った、親離れしつつある子どもたちへの“母の複雑な気持ち”
部屋にいる子どもたちの様子を見に行くので煙たがられることも……でもやめないのは母の愛!?
そんなこんなで子どもたちは部屋に閉じこもって、それぞれ好きに時間を過ごすことが増えているのですが、そういうとき、世のママさんやパパさんはどんな対応されているか気になります。私の場合、部屋にいる子がうるさくてもシーンとしすぎていても気になり、部屋をのぞきに行きます。とはいえ思春期の子どもには煙たがれるので、顔だけ見たら部屋を出ます。 親は子どもの顔を見て、そのときの心のバランスや健康状態を察する部分がありますよね。だからできるだけ子どもとは顔を合わせるタイミングをつくりたくて。今の家を建てたときに、出かけるときや帰宅したときには必ずリビングを通るような導線にしたのは正解だったな、と思っています。おかげでしょっちゅう子どもたちの様子はうかがえるのですが、部屋に閉じこもっているときは、私が寂しいのもあり、まめに声をかけてしまうんです。 みなさんのお子さんは、いつくらいから部屋にいる時間が増えましたか? わが家の場合は上3人のパターンを見る限り、小学校の終わりから中学生くらいで自分の部屋にこもる時間が増えたかな、という気がします。寝るときも一緒だったのに、小学校の5、6年くらいからは自分の部屋で寝るようになったりして、そのあたりでぐっと心が成長し、親離れしはじめるのかもしれないです。
ウェルカムバック! 思春期を過ぎるとリビングに戻ってくるのが“杉浦家あるある”
寂しいという話ばかりしてしまいましたが、面白いことに、思春期を過ぎた子どもはリビングにまた戻ってきてくれるんです。それを証明してくれたのが長女と長男です。一時はリビングにいる時間が短かった長女ですが、最近はまたリビングにいます。体操したり、お菓子つくったり、なんならメイクやネイルなど、自分の部屋でやったほうが落ち着いてできるのでは? ということもリビングでやっています。思春期が落ち着いた長男も同じく、じょじょにリビング滞在時間が増えています。 もう、これがうれしくて! おかえり♡という感じです。子どもがいるからといってなにをするわけでもないのですが、家族がリビングに揃っていると最高にHAPPYな私としては、リビング人口は多いほどウキウキするわけです。 最近、長女が結婚したら一緒にいられなくなるとか、いつか息子たちも家を出るときをくるかも……なんて、いつか子どもたちと過ごす時間がグンと減ることを想像して悲しくなり泣けてきてしまう私です。だからこそ、今、家族といる時間を精一杯楽しみたいと思っています。と言いつつ、些細なことでガミガミ言ってしまうのですが(笑)。それもまたいい思い出になる、ということにしましょう。
【PROFILE】辻希美(つじ・のぞみ)
1987年6月17日生まれ。東京都出身。2000年、モーニング娘。の第4期メンバーとして選ばれ、デビュー。2004年に同グループを卒業してからも、数多くのバラエティ番組に出演。2007年に結婚し、出産・育児の為、休業。現在4児の母親として育児の傍ら、TV・イベントに出演のほかアメブロ&インスタを日々更新中!
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