新富に「CHOUETTE BLANC」 プリザーブドフラワーや雑貨販売
プリザーブドフラワーと雑貨を取り扱う店「CHOUETTE BLANC(シュエットブラン)」(新富町新田、TEL 090-3328-1321)がオープンして、12月2日で1カ月がたった。(ひなた宮崎経済新聞) 【写真】プリザーブドフラワーと引き立て合う雑貨 店主の勢井智子さんは長く事務職に従事していたが、5年前にプリザーブドフラワーと出合い、その美しさに魅了されたという。その後、自身で作った作品の販売を始め、今年4月から半年間は新富町のチャレンジショップに出店。勢井さんは「宮崎ではまだなじみの薄いプリザーブドフラワーを、もっと知ってほしいと思った」と開店の経緯を話す。 店名はフランス語で「白いふくろう」を意味する。「子どもの頃から好きだったフクロウは森の賢者と呼ばれ、知恵と学問の象徴。不苦労(苦労知らず)、福来朗(福が朗らかに来る)などから、幸福の鳥とされている。お客さまの幸せを願い店名を決めた」と勢井さん。 店内では、生花に特殊加工を施したプリザーブドフラワーのアレンジメントを販売する。「生花のような風合いと色の鮮やかさが特徴。2センチほどしかない茎にワイヤを通し、フローラルテープで保護して1本の花に仕立てる。保存状況により3~5年は良い状態が保てる」と説明する。ワークショップではレッスンを実施。ポップアップストアへの出店や学校への出張講座も行っている。今月は店の前で初のマルシェを開催し、今後は定例化していくという。 勢井さんは「人生の全ての場面を彩り、その人に寄り添う花を提供して、地域を活性化していきたい」と意欲を見せる。「自分自身、やりたいことに勇気を出して一歩踏み出し幸せを実感している。チャレンジする人を増やしていきたい」とも。 営業時間は10時~18時。月曜・火曜と第3日曜定休。
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