ブレイク必至!? DeNA、次世代のスター候補(2)アジアで防御率1点台
いよいよ球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季のブレイクが期待されている横浜DeNAベイスターズの若手有望株を紹介する。
小園健太
投打:右投右打 身長/体重:185cm/90kg 生年月日:2003年4月9日 経歴:市立和歌山高 ドラフト:2021年ドラフト1位 2023年はファームで多くの登板機会を得た小園健太。その経験を活かし、2024年をステップアップの1年にしたい。 市立和歌山高校では2年秋にエースとなり、翌年春の選抜甲子園では、県立岐阜商業高校を相手に完封勝利。最後の夏は甲子園に手が届かなかったものの、スカウトからの評価は変わらず、ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズから指名を受けた。 ルーキーイヤーは身体作りに専念し、実戦登板は長らく無かったが、8月に二軍で初登板を果たすと、リリーフで1イニングを三者凡退に抑えるピッチングを披露。 2023年は、二軍でチーム最多の16試合に先発し2勝5敗、防御率4.21を記録。先発投手としてポテンシャルの高さを見せたが、四死球率も高く、制球面で課題を残した。 それでも、11月には台湾で行われたアジアウィンターリーグに参加し、4試合登板で2勝0敗、防御率1.42と好成績を残すなど、覚醒の兆しを見せた。2024年は今永昇太が抜けた先発陣の穴を埋める存在として、一軍での躍動が期待されている。
ベースボールチャンネル編集部