「たまにつくる夫の料理」にモヤモヤする妻多し!? 「夫の家事」について思うこと「ママトモ同志#45」
コミック連載『ママトモ同志』第45話! 時どき、腕をふるまってくれるパパの料理……ありがたい、ありがたいんですよ? でも、ママの心の中ではほんの少ーしモヤモヤとする気持ちもあったりするようで……。 みなさんのお宅では、いかがですか? 【コミックを読む】グラム800円の黒豚!? たまに作るパパの料理にモヤっとする家庭がある一方、家事メン家庭ではこんな気苦労もあるようで…
山田シャルロッテです。 夫婦間の家事の分担、公平にできるのが望ましいですが、周囲で聞いてみると、まだまだ「妻に偏りがち」というお宅が多いようです。夫が担当する家事でよく聞くのが「ゴミ捨て」ですが、それも「家じゅうのゴミ箱からゴミを集めて分別してから持っていく」のではなく、「妻がまとめたゴミを、ごみ集積場に持っていくだけ」など……家事の本質から分担するのではなく、「やってる感・参加してる感」を出してお茶を濁す、的な。 「ゴミ捨て」の次によく聞くパターンが「夫のスペシャル料理」です。毎日の家庭料理ではなく「できる日にお金と時間をかけて作る得意料理」で、献立は今回のマンガのように「トンカツ」「カレー」「てんぷら」「餃子」「蕎麦」あたりが多いでしょうか。共通しているのは「食べる側としても男子が好むメニュー」なところ(笑)で、これを凝りまくって作る的な。 まあそれでも、全くやらないよりはやってくれる方がもちろんありがたいし、マンガのように「楽しみな家族のイベント化」しているケースもあります。「パパがめちゃくちゃ凝ってくつってくれる○○」って、○○にどんなメニューが入ろうと、絶対においしそうですよね(笑)。 ……と言いつつ、世の中には「妻と同等、または妻より多く家事をする夫」もいらっしゃいます。 外から聞くとありがたい、夢のような夫。それでうまくいっているお宅もあれば、マンガのように「でも、細かすぎてちょっと気を使う」というケースもあり。……夫婦はもともと別の家庭のふたりが一緒に過ごすわけですから、お互いにすべて納得というのは、そもそも難しい事でしょう。 どんなパターンでも、日々を気持ちよく過ごすために大事なのは「お礼やねぎらいの言葉」な気がします。誰がやってくれた家事でも、気が付いたときには「ありがとう」を言う。そこに「おいしい」「おかげで気持ちよく過ごせる」など、具体的な一言がついていたりすると、やってくれた側の気持ちも、ぐ~んと良くなるのではないでしょうか?
山田シャルロッテ