【メイクツールの正しい洗い方】スポンジ・パフのお手入れ法をプロが伝授
パフのお手入れ法
パフが汚れていると肌あたりが悪くなり、粉含みも悪くなるのでムラづきやメイクノリの悪い肌に見えてしまう原因に。「ブラシやスポンジもそうですが、パフも肌に触れるものなので、汚れだけでなく雑菌の繁殖も心配です。定期的なお手入れを」(栗原さん)
パフを洗うタイミングは?
「スポンジ同様、きれいな面がなくなったら洗いましょう。とはいえパフは1回に全面を使うので、そうすると毎日洗う必要が…。毎日洗うのは大変ですし、厚手のものの場合は中まできちんと乾かないこともあるので、1~2枚程度洗い替え用を用意しておくといいですよ」(栗原さん)
STEP1 中性洗剤を薄く溶かした水、またはぬるま湯の中にパフを入れ、指の腹でやさしく揉み洗いする。専用クリーナーを使う場合は、スポンジ同様、乾いたパフに直接含ませて揉み洗いする。 「片手でギュッと絞るようにして洗うと、パフの中身がヨレてパウダーが均一につかなくなるので、形を崩さないよう両手の指の腹を使って洗うのがおすすめです」(栗原さん)
STEP2 きれいな水、またはきれいなぬるま湯で泡や汚れが出てこなくなるまでしっかりすすぐ。 「すすぎの時も洗う時と同じように片手洗いではなく、両手の指の腹を使って型崩れを防ぐと○」(栗原さん)
STEP3 キッチンペーパーなどに挟んで水気を切り、2枚のパフでお互いを支え合わせるように立てて乾かす。 「パフに限らず、スポンジやブラシといったツール類は、直射日光に当てて乾かすと劣化が早まる原因に。風通しのいい日陰で乾かして」(HINAさん)
おすすめの専用クリーナー
ブラシについたメイク汚れを素早く落とす、ティッシュなどに吹きかけて使うミストクリーナー。速乾タイプでメイクの色変え時にも活躍。ブラシクリーナー 120mL ¥2200/SHISEIDO
スポンジについたファンデーションや下地などの汚れだけでなく、雑菌まですっきり落とす。柔軟効果もあり。スポンジクリーナーN (L)198 120mL ¥825/資生堂
10秒の揉み洗いで、パフについたメイク&皮脂汚れ、雑菌をくまなくオフ。植物性の洗浄成分配合で、手肌にもやさしい。パフクリーナー 80mL ¥660/オルビス ※本記事掲載商品の価格は、税込み価格で表示しております。 撮影/藤澤由加 取材・文/関本陽子 構成/中村千夏