新幹線0系電車が台湾の交通系ICカードに 6日から予約受け付け開始
(高雄中央社)東海道・山陽新幹線で活躍した新幹線0系電車をかたどった交通系ICカード「iPASS」(一卡通)が発売される。JR西日本の協力により実現したもので、6日から一部のオンラインショップやコンビニ端末などで予約受け付けを始める予定。 0系は日本での運用を離脱後、先頭車両1両が2004年に台湾に譲渡され、台湾高速鉄道(高鉄、新幹線)建設時に、沿線の構造物が車両の走行に支障しないかを確認する「建築限界測定車」として使用された。南部・台南市で整備中の公園での保存が決まっている。 価格は1個499台湾元(約2300円)。一卡通の運営会社は、オンラインショップでは午前10時から、コンビニ端末では同11時から予約購入ができるとしている。 (李卉婷/編集:齊藤啓介)