ケータハム『セブン』史上最高級の仕上がり、「CSR」シャシー採用20周年記念車は約1600万円
ケータハムは11月12日、「CSR」シャシー採用20周年を記念した限定モデル『セブンCSR Twenty』を発表した。この特別仕様車は、同社がダートフォードに新設した新工場で生産される英国市場向けの最初の車両となる。 史上最高級のケータハム「セブンCSR Twenty」
セブンCSR Twentyは、英国内で20台限定で販売され、価格は7万9995ポンド(約1583万円)から。この特別仕様車は、ケータハムの中で最も洗練されたシャシーを採用し、フロントにインボード式サスペンション、リアに完全独立式サスペンションを装備している。
パワートレインには、『セブン420』に搭載されている2.0リットル フォード・デュラテックエンジンの210psバージョンを採用。これは、CSRシャシーとは初めての組み合わせとなる。性能面では、0-96km/h加速が3.9秒、最高速度は219km/hを記録する。
外観では、『セブン620』スタイルのノーズコーンとフロントウイング、LEDライト、ブラックのモヘア製ブートカバーとウェザーギア、レッドのブレーキキャリパー、ツートーンのユニオンジャックグリルなどが特徴。また、英国モデルとしては初めて、CSR専用のヴァルカン15インチアルミホイールを装着している。
内装は、サテンカーボンダッシュボード、CSR Twenty専用のダイヤル、プレミアムレザーのトンネルトップ、アルカンタラ製のギアノブとハンドブレーキカバー、高級カーペット、レザー製モモステアリングホイールなど、セブンシリーズ史上最高級の仕上がりとなっている。
さらに、シート後方のパネルには1から20までの限定ナンバープレートが取り付けられ、各オーナーの所有車であることを示している。
レスポンス 森脇稔