少しでも有利にプレイできる環境を整えるなら、ぬるぬる動くゲーミングモニターを選ぼう!【最新ヒット商品&流行モノ頂上決戦】
少しでも有利にプレイできる環境を整えるなら、まずは良いゲーミングモニターを導入しよう。映像が滑らかに見えるだけでなく、反応速度の向上にもつながりやすいからだ。では、今季必見の製品をチェックしていこう。 【全ての写真を見る】 ゲーム体験を向上するのにサイズは大きいほど良いわけではない。画面の端から端まで見る際、視線が動く距離が増え、タイトルによっては不利になるからだ。レスポンスを早めるうえでは、実は23~24型程度が適するとも言われる。一方、大画面のメリットは、周辺視野を使いつつ多くの情報を得られることや、迫力を伴った映像美などにある。 仕様としては、特にリフレッシュレートが重要だ。また、新しい映像を若干早いタイミングで確認できることも有利なプレイに繋がる。さらに、ゲームタイトルによっては、プレイヤーの入力に対する判定ルーチンが画面更新の頻度に連動する場合もあり、入力で有利になる可能性もある。 象徴的な製品としては、エイスースやエイサーが540Hzに対応したゲーミングモニターを発売している。もちろん、こうした数値はオーバークロックでの利用が前提となり、グラフィックボードやWindows OSの対応バージョンなどに条件があることには注意が必要だ。しかし、準備次第で次世代の体験に手が届くことは知っておこう。また、リフレッシュレート以外にもコントラストの高さや、色域の広さ、色精度などもチェックしておきたい要素だ。スタンド部が高さ調整などに対応しているかどうかも忘れずに確認しよう。 ちなみに、PS5が4K・120Hzの出力に対応しているように、ゲーミングPCユーザー以外にとってもモニターにこだわる意味のある時代になった。もし自宅でゲームを満喫する目的ならば、一部の仕様に特化せず、総合的に使い勝手のよい製品を選びたい。
リフレッシュレートが重要なワケと選び方の目安
モニターではパラパラ漫画のように画像が切り替わる。1秒間用に用意される画面枚数を「フレームレート(fps)」、ディスプレイ側が画面を切り替える速度を「リフレッシュレート(Hz)」と呼び、両者を高く揃えると滑らかな表示が可能になり、情報取得も早くなる。ゲーミングでは少なくとも144Hz、できれば240Hz以上が望ましい。