「監督の判断が理解できない」久保建英の“先発外し”に番記者が苦言！６戦で勝点４と絶不調のソシエダを救う活躍を切望「強い意志と実行力を見せているのはタケだけだ」【現地発】
相手のマークがタケに集中するのは自明の理
周りがこれでは、相手のマークがタケに集中するのは自明の理だ。実際、タケがボ―ルを受けるたびに、マジョルカは二重、三重の守備網を敷いてきた。 かといって先発のアリツ・エルストンドも、後半途中から出場したアルバラ・オドリオソラも後方からのスペースを作るようなサポートの動きは皆無で、自分で打開してゴールを決めるようなスーパープレーを繰り出すしかなかった。 チャンスらしいチャンスは、ショートコーナーからルカ・スチッチとのワンツーで抜け出してシュートを放った57分のシーンくらい。ゴール前でフィニッシャーを見つけられないまま45分間が過ぎた。 ソシエダは自分を見失ってしまっている。いま必要なのは運命を切り開こうとする強い意志と実行力で、今チームでそれを見せているのはタケだけだ。シーズンは始まったばかりだが、そろそろ浮上のきっかけを掴まないと、すべてが手遅れになってしまう。 取材・文●ミケル・レカルデ（ノティシアス・デ・ギプスコア） 翻訳●下村正幸
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