1万6500円のビニ傘! 宮内庁御用達メーカーに依頼したイレーヴ初の傘はお値段以上なのか
不安定な天候が続く梅雨時期の頼れる存在、ビニール傘。そんな“ビニ傘”を世界で初めて開発したことで知られる老舗の傘メーカーに、「イレーヴ(YLÈVE)」が、それこそ“ビニ傘”を制作依頼。 【写真9点】「イレーヴ初のオリジナル傘」を写真でチェック 完成したのが、1万6500円のこちらである。
手掛けたのは、雨具などの製造販売を行っている宮内庁御用達の傘メーカー。江戸時代から300年続く老舗で、世界で初めてビニール傘を開発したことでも知られている。
仕上がった傘をよく見れば、その値段の理由も理解できる。 ウッドや真鍮といったパーツ使いはさることながら、ベンチレーションの導入により逆さまにならない構造で強風に強く、修理も可能。「壊れたら捨てる」という、時代と逆行したビニ傘の価値観にアンチを示すスタンスである。
イレーヴのブランドカラーであるネイビーであしらったパイピングはグログランテープ。クリアの傘に対してデザインのアクセントになっている。
ドアに掛かっている姿も美しいではないか。雨の日の憂鬱をスカッと晴らしてくれそうな“ビニ傘”は現在、イレーヴ直営店、ザ ライブラリー全店舗および公式オンラインストア、全国卸先店舗にて販売中。 その価値を、みなさんの目で確かめていただきたい。
OCEANS編集部