8番・DHで先発し、打席に立つ筒香

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース 6－4 ジャイアンツ（3月12日・日本時間13日/グレンデール） 【映像】大飛球放った筒香、驚きの激痩せ姿  「筒香だーーー！！！」懐かしい名前に多くのファンが歓喜した。 　大谷翔平投手が所属するドジャースはナショナルリーグ西地区のジャイアンツとスプリングトレーニングで対戦。大谷はこの試合、定位置である「2番・DH」で先発出場を果たした。スタメン発表を見た際に日本のファンが注目したのはジャイアンツの「8番・DH」だった。 　この日、ジャイアンツの「8番・DH」でスタメンに名を連ねていたのはなんと筒香嘉智外野手。横浜DeNAの4番打者としてNPB通算205本塁打を放ったスラッガーは2020年からメジャーに挑戦したものの、思ったような成績を残せずにチームを転々とし、ここまでメジャー通算182試合に出場して打率は.197。昨季はメジャーに昇格することすらできなかった。 　そんな筒香は昨年12月にジャイアンツとマイナー契約を結び、今春のキャンプには招待選手として参加。スプリングトレーニングでも出番を増やし、2年ぶりのメジャー昇格に向けてアピールを続けている。 　メジャーに対応すべく、身体を絞った筒香。そんな姿を見たファンからは「筒香やせたなぁ」「筒香出てんのか…頑張ってるから報われて欲しい」と感慨深げな声が多く見られた。 　そして迎えた3回表の第1打席、筒香はドジャースのエース候補、グラスノー投手と対戦。ここまでノーヒットピッチングを続けていた相手に対し筒香はカウント2－2からグラスノーが投じたストレートをはじき返すと、打球は右中間へ。 　あわや本塁打かとも思わせた当たりだったが、残念ながらライトフライに。しかし、往年のプレーを思わせる打球に「筒香すげぇ。ホームランまであとちょっとだった」「筒香おしい！良い当たりだったな」「筒香痩せてなかったら入ってたくね？」と悔しがる声が目立つなど、未だファンに愛されている様子がうかがえた。 （ABEMA『SPORTSチャンネル』）