熊本市電で相次いで起きた事故やインシデントを受けて、熊本市交通局は事故防止対策などを担う専門部署を設ける方針を示しました。 　9日に開かれた再発防止策などを協議する検証委員会で、熊本市交通局は、専任の安全統括管理者を置き、事故防止対策や乗務員の育成などを担う専門部署を設ける方針を示しました。 　熊本市電では、今年に入り運行トラブルが相次ぎ、9月20日、国土交通省九州運輸局から行政指導にあたる改善指示を受けましたが、10月2日にも信号を無視して、交差点に進入する8件目のインシデントが発生しました。 　検証委員会は、専門部署の設立を含めた再発防止策などを、21日までに運輸局に報告する予定です。