【横浜好き】ベイスターズの新外国人マイク・フォードの活躍を期待する
7月27日の巨人戦で新外国人のマイク・フォードが来日初本塁打を記録しました。フォードは7月5日にベイスターズと推定年俸50万ドル(約8000万円)で契約し、イースタン・リーグで5試合に出場。打率.267、1本塁打、2打点の成績を残して26日に一軍昇格を果たしました。
一軍昇格即スタメン出場となった試合では、四球をひとつ選んだのみで3打数ノーヒットでしたが、来日2試合目となる27日の第2打席に巨人の先発左腕・井上温大からライトスタンドへ本塁打を放ちました。続く第3打席にも安打を放ちましたが、その後は4試合で14打数2安打と振るわず、8月2日にオールスターでの負傷で離脱していたオースティンの復帰にともなって登録抹消となっています。
再び二軍調整となってしまったフォードですが、現状チームの外国人野手はオースティン1人のみで、その頼れる助っ人も故障がちということを考えれば、残りのシーズンでフォードに頼る場面もありそうです。そもそもこの途中入団の内野手、これまでどんな経歴を積んできたのか。遅まきながら、紹介していきましょう。
フォードのプロでのキャリアのスタートは、オースティンと同じヤンキースで、オースティンがMLBドラフト13巡目(全体415位)だったのに対して、フォードはアマチュアFAでの入団でした。オースティンは高卒でのプロ入りだったため、ルーキーリーグからスタートしましたが、契約当時に大学生だったフォードは、プロ入り後も母校のプリンストン大でプレーを続け、アイビーリーグで活躍しました。
契約2年目の2013年にヤンキース傘下の1Aでプロデビューを果たすと、その後はマイナーリーグで着実にステップアップを続け、プロ5年目の2019年4月に初のメジャー契約。ロイヤルズ戦に「7番・指名打者」でMLBデビュー。この年はMLBで50試合に出場して打率.259、12本塁打、25打点をマークしています。