【横浜好き】ベイスターズの新外国人マイク・フォードの活躍を期待する
ちなみにオースティンのメジャーデビューは、プロ6年目の2016年8月のレイズ戦に「7番・一塁手」で先発出場し、初打席本塁打を記録。この年はMLBで31試合に出場して打率.241、5本塁打、12打点を記録しています。
フォードは、2020年に29試合で2本塁打、2021年は22試合で3本塁打をマークしましたが、打率はいずれも1割台と伸び悩み、2021年途中にトレードでレイズに移籍。2022年はマリナーズなど4球団に所属し、エンゼルスでは大谷翔平とチームメイトでした。
2023年はマリナーズで、84試合に出場してキャリアハイの16本塁打をマーク。レッズに移籍した今季は、17試合出場で本塁打は1本のみでしたが、3Aでは24試合で打率.297、6本塁打でOPS.919と好成績を残しています。
ヤンキース傘下のマイナー時代には、オースティンのチームメイトだったフォードですが、異国の地で再び共闘することになりました。フォードのMLB6年間の通算成績が252試合出場で打率.205、37本塁打、89打点に対して、オースティンはMLB4年間で209試合出場、打率.219、33本塁打、99打点。
プレー年数を考えると、オースティンの方がやや上ですが、同じ名門球団でキャリアをスタートし、ベイスターズで再び同僚となった2人のMLB実績は、数字だけを見ると、ほとんど同じぐらいとなっています。
8月3日にチームの10連敗を阻止した2本の本塁打を放ったオースティンは、いまやベイスターズ打線に欠かせない存在となりました。フォードにも同様の活躍を期待したいところですが、次の一軍昇格を心待ちにしたいと思います。
◆先週の度会隆輝(7月26日~8月1日) オールスター明けの巨人との3連戦、スタメンは2番・ライトで出場した26日の1試合のみ。第2打席で安打、第4打席に四球で出塁し、5打席4打数1安打をマークした。代打で出場した27、28日は外野フライと三振。