図解でわかる「頭の良い人」が日常生活でやっていること 解像度を上げればどんどん知識を吸収できる!
頭が良い人とそうではない人の差はどこで生まれるのでしょうか。机に向かって勉強している時間に限らず、東大生は日常生活から学びを得ているようです。 名著からベストセラーまでやさしく読み解くブックガイド『「思考法」の必読書50冊、1冊で図解してみた』を上梓した鈴木博毅氏が、『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』を解説します。 【図解】東大思考とは解像度を上げることである ■「頭の良い人」の思考法とは? 「頭の良い人は生まれつき記憶力が良いイメージだけど、自分と何が違うのだろうか?」
「記憶した知識をどうしたらうまく使えるようになるのか?」 こういった悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。私がそうした人におすすめしたいのは『「考える技術」と「地頭力」がいっきに身につく 東大思考』です。 同じ景色を見ていても、東大生のやっている思考回路で物事を考えれば、見えるものは違ってきます。日常から学ぶことができれば後天的に地頭力を身につけることができます。 本書のポイントを3つにまとめて、図解で解説していきたいと思います。
①東大思考とは、日常の解像度を上げることである 日常的に目にするものから学ぶことができる人とできない人がいて、前者はどんどん新しい知識を吸収することができる。これが普通の人と東大生の思考の違いである。 ②「見方」を変えることで丸暗記する量を極限まで減らしている 「記憶力が良い」のは、記憶を収納する「クローゼット」が大きいのではなく「収納の仕方がうまい」ということ。例えば「unite」「ユニーク」「ユニフォーム」と別々に暗記するのではなく、「uni=1つ」という意味から関連づけてまとめて覚えれば、丸暗記の量を減らすことができる。
③物事の「見方」が1つのうちは、良いアイデアは出てこない 立場を変えたり、他の情報と組み合わせたりすることで、違う情報が見えてくる。目のつけどころが変われば、発想力を磨くことができる。そのためには、目の前のことを「あえて否定」してみることも大切である。 ■新しい思考法を身につける 優れた思考法は、問題解決のための新しい道を教えてくれます。目の前の壁を打ち破るような効果を持つときさえあります。 『「思考法」の必読書50冊、1冊で図解してみた』では、私が厳選した思考法の名著、ベストセラー、意外な本まで全50冊のエッセンスを図解でわかりやすく解説しています。
鈴木 博毅 :ビジネス戦略、組織論、マーケティングコンサルタント