アメリカ・サンフランシスコを走る、完全無人の『自動運転タクシー』 性能や乗り心地はいかに?
ドラァグクイーンのサマンサ・アナンサとインスタグラマーのウラリエが、金曜日にパーソナリティーを務める番組『Clip』(ラジオ関西、月-金午後1時~)。同時通訳者の田中慶子さんをゲストに迎え、サンフランシスコ出張で体験した無人タクシーなどについて話を聞いた。 【関連】大阪・関西万博「メタバースで”バーチャル万博”」AIコンシェルジュや自動運転EVバスも体感! アメリカのシリコンバレーとロサンゼルスへ出張に行っていたという田中さん。サンフランシスコ市内を走っている完全無人の自動運転タクシー“Waymo”に乗ったという話に、サマンサとウラリエは目を輝かせていた。 自動運転タクシーは、アプリを使って現在地と目的地を入力することで予約が完了する。サマンサが「ソワソワしたりしないんですか?」と尋ねると、「乗る前はこわい妄想をしてソワソワした」と返答。安全面は大丈夫だと信じていたものの、「中に閉じ込められるのでは」などの妄想をしてしまってこわかったのだという。 乗車中にドアを開けるとどうなるのか試してみたところ、開けようとするとロックはちゃんと解除されたという。間違ってドアを触ってしまった場合は、パネルに表示されている「ドアロック」というボタンを押すと再度ロックができ、「コールセンター」のボタンを押せば人と話すこともできる。田中さんは、不安にさせないための設計に感心しきりだったそう。 パネルにはほかに、「プルオーバー」というボタンがあり、これを押すと路肩に駐車することができる。目的地までの途中で降車する場合などに使用するそうで、実際に押してみたところ、きちんとスピードを落として道の端に停車したという。 田中さんは、「そこに透明人間の運転手さんがいるような感覚になる。人間はなんでも擬人化して物事を考えがちだな、と感じました」と感想を述べた。 自動運転タクシーには15分ほど乗車したそうで、乗り心地については「快適だった」と笑顔でコメント。「アメリカでもまだ限られた区域内でしか利用できないですが、未来を見た気がしました」という田中さんの言葉に、パーソナリティーの2人も深くうなずいていた。 サマンサが「タクシー業界は人手不足なので、活用できればいい」と話すと、田中さんは「東京ではなかなかタクシーがつかまらないので、自動運転のタクシーを日本に持って帰りたいと思いました」と笑った。 シリコンバレーにはスタートアップ企業も多い。それらの経営者と接する機会もあったそうで、「『世の中を良くしよう』『世界を変えよう』としている人たちは、会ってお話をするだけでもすごく勇気をもらえて楽しかった」と振り返った。 シリコンバレーで働く起業家たちは体が資本であるためか、雑談での話題は最新のサプリやサプリを置いている店など、健康にまつわるトピックスが多かったという。 アメリカで生活をしていたことがあるサマンサも、海岸沿いをランニングするなど、西海岸は健康志向が強いというイメージがあるのだとか。そんなサマンサは、「健康にまつわる良い情報を仕入れたら教えてください。姑息にも情報をいただこうとしてますけど」と冗談まじりにリクエストを投げかけた。 (取材・文=バンク北川 / 放送作家) ※ラジオ関西『Clip金曜日』2024年10月25日放送回より
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