【ニューモデル情報】ミュンヘン製コンパクトモデル 新型BMW 1シリーズが次のラウンドへ
パワートレイン:新型1シリーズでは最大300馬力を発揮
エンジンに関しては、2024年10月の市場導入時には4種類のパワートレインが用意される。まず3気筒170馬力の「BMW 120」が登場し、次いで300馬力の「M135」が登場する。150馬力と163馬力の2つのディーゼルエンジンが、当面のエンジンポートフォリオを締めくくる。 ガソリンエンジンの「i」はどこに行ったのだろうと思っていたら、電気自動車との混同を招く恐れがあるため、バイエルンは「i」を削除した。しかし、ディーゼルモデルには「d」が残っている。エントリーレベルのガソリンモデルである「BMW 116」と、全輪駆動の「BMW 123 xDrive」は、その後に続く。
カーブドディスプレイを備えた新しいインテリア
ホイールベースが変更されていないため、室内空間に大きな変化はない。全高が15mm高くなったのは、標準装備の17インチホイールによるもので、ヘッドルームへの影響はない。しかし、だからといって座席が非常に窮屈というわけではない。それどころか、フロントでもリアでも頭と膝のスペースは十分にある。 横方向へのサポートが強化されたシートに座ってみた。写真の車両にはオプションのスポーツシートが装着されている。BMWが約束する横方向のサポートはすぐに信じられると同時に、快適な居住性を感じる。標準シートの感触はまだ試していない。
上質な素材
「1シリーズ」のインテリアは、標準ではレザーを一切使用していないが、オプションでレザーシートを選択することができる。「M135i」を選ぶと、人工皮革とアルカンターラをミックスし、まったく新しく開発されたダッシュボードと一体化したものを注文することもできる。アンビエントライトのトリムパネルも素晴らしいディテールだ。安っぽいプラスチック製ではなく、アルミニウム製だ。 プレミアムブランドであるBMWは、素材の品質だけでなく、コネクティビティも提供しなければならない。そのため、BMWはコンパクトなボディに10.7インチスクリーンを2つ備えたおなじみのカーブドディスプレイを採用し、最新のOS 9オペレーティングソフトウェアを搭載した。 ここでのインフォテインメントの基本はアンドロイドオートモーティブで、Apple CarPlayとAndroid Auto、グーグルマップ、スポティファイなど多くのアプリがすでに標準搭載されている。
結論
外観上、新型「BMW 1シリーズ」は内外装ともに大きく前進しており、競合車よりも高級感がある。そのプレミアム性を証明できるかどうかは、まだわからない。
Sebastian Friemel