<玉井詩織>インタビュー 「あのクズ」撫の“裏の顔”明かす 第7話は「ほこ美との関係が大きく変わってしまう回」に
自分が出ていないシーンでは、コメディーの要素が強いところが好きです。第2話で、ほこ美が海里に会いにバーへ行って、自分が出されたものと同じカクテルを違う女の子に出しているところを目撃して「ふん」と怒っているシーンが、とてもコミカルで大好きです。現場で奈緒ちゃん1人のシーンを見る機会は少ないので、台本を読んだだけでは想像しきれなかった、ほこ美の愛らしいキャラクターが奈緒ちゃんの味付けでより魅力的になっていて、すてきだなと感じます。
--TBSドラマ初出演ということになりますが、印象はいかがでしょうか。どんな反響が届いていますか。
「火曜ドラマ」という響きに憧れるのもおこがましいぐらい、まさか自分がこのドラマ枠にレギュラーで出演させてもらえるとは思っていなかったので、すごくうれしかったですし、周りの方からの反響もすごく大きいです。
この枠のファンの方々が本当に沢山いらっしゃるので、その部分ではプレッシャーもありますし、物語を動かす部分を担っているので、この作品の一員として盛り上げられるように精一杯頑張らなきゃ、と気が引き締まります。普段は歌って踊るのがメインで、ドラマの現場というものにそこまで慣れていないので、緊張がありますが、楽しくやらせていただいてます。
--本作は主人公がボクシングに本格的に向き合う作品ですが、玉井さんはボクシングに対してどのようなイメージを持っていますか。
作中でも出てきましたが、私自身もボクシングや格闘技って怖いイメージがありました。ですが「ボクシングは相手を敬うスポーツなんだ。同じだけ苦労をしてきた相手を尊敬する。だから全力でぶつかって殴るに値するんだ」というすてきな言葉に、なるほどなと思いました。この言葉はボクシングや格闘技だけでなく、普段の生活にも言えるなと。相手に対して尊敬の気持ちがあるからこそ色々な感情が生まれるので、このドラマやボクシングを通して学ぶことができました。