西武ドラ1武内夏暉 27日2軍戦で開幕前の最終登板 テーマは「変化球の精度」風呂に先輩と30分「もう慣れました」
4月3日のオリックス戦(ベルーナドーム)でプロ初先発が有力視されている西武のドラフト1位ルーキーの武内夏暉投手(22)=国学院大=が、3月27日のイースタン・ロッテ戦(カーミニークフィールド)で開幕前最後の調整登板をする見通しとなった。 ■秋山幸二さんが〝伝説のバク宙〟披露!? 【動画】 武内は20日の広島戦(ベルーナドーム)でオープン戦2度目の先発マウンドに立ち、5回を6安打3失点で85球を投じていた。登板間隔が開くため2軍戦で調整する。 25日にベルーナドームで行われた投手練習では、キャッチボールやランニング、ストレッチなどで軽く汗を流した。練習後に報道陣の取材を受け、「前回(広島戦)は変化球の精度があまり良くなかったので、そこですね」と27日のテーマを口にした。 課題となるのはカーブとスライダーの曲がりの部分。「引っかけたボールが多かった。そこはキャッチボールから少しずつ修正できている」と話し、実戦でその修正度を確認する。 春季キャンプ、オープン戦を経ていよいよシーズンルーキーイヤーの開幕を迎える。「やりたいことはできているし、トレーニングもしっかり積めて、ここまで成長できていることを実感している。順調だと思います」と確かな手応えをつかんでいる。 球団施設内の風呂場では先輩たちに囲まれながら「(風呂に)30分くらいはつかっています。(気を使うことは)特にないです。もう慣れました」とチームにすっかり溶け込んでいる。シーズンインを間近に控え、即戦力左腕が腕を撫している。(安田栄治)
西日本新聞社