【韓流の注目俳優】スターダムを駆け上がるビョン・ウソクの魅力を徹底解剖!ファンミレポ
今まさにスターダムを一直線に登る俳優、ビョン・ウソク。彼の何がこうまで人の心を吸引するのか。韓流エンタメのパイオニア・田代親世が、ファンミの熱気のなかで、加速するウソク現象のワケを読み解く 【写真】ビョン・ウソク、熱気あふれるファンミの様子
今年の上半期、『涙の女王』と人気&話題を二分したといっても過言ではないドラマ『ソンジェ背負って走れ』で、主役のソンジェ役を演じて大ブレイクを遂げたビョン・ウソク。 それまでは二番手を演じることが多かった彼が初の主演を務めたのが、ソンジェというアイドルと、彼の大ファンのヒロインがタイムワープを繰り返しながら繰り広げていくロマンチックラブストーリーの『ソンジェ背負って走れ』。この青春ラブストーリーの中で、高校生からトップアイドルになった姿までを演じたビョン・ウソクは、哀愁があってピュアでまっすぐな眼差しがいつも潤んでいて、それがはかなさを醸し出し、美しかった。 脚本家は、17歳の少女の初恋を描いた映画『20世紀のキミ』で初恋相手の高校生を演じるビョン・ウソクを見て、ソンジェ役にぴったりと感じたそうだが、『20世紀のキミ』でも『ソンジェ背負って走れ』でも、笑顔がどこかはかなげで、うるんだ涙目が似合う。 モデル出身だけに190センチというとびぬけたスタイルの良さがまず目を引くが、彼の一番の魅力はやはり目元に浮かぶ揺らぎというか危うさ、はかなさだと思う。それが甘さ、ロマンチックさとなって女心をときめかす。そんな憂いを秘めた揺らぎや危うさは、まだ定まらない青春、思春期にぴったりで、実年齢は30歳を超えているものの、青春のアイコンとしてもハマるのだろう。2017年の俳優デビューから着実にステップアップして、今最もHOTな人気を誇る存在となったビョン・ウソク。 そんな彼の、1年半前、昨年3月の初来日ファンミーティングに続いて2度目のファンミーティングとなった今回は、その人気ぶりを証明するように会場も動員数もトップスターにふさわしく、武蔵野の森総合スポーツプラザ、メインアリーナという1万人規模のキャパシティーの会場で2日にわたって行われた。前回が800人規模の会場で満席ではなかった状況から考えると、俳優のブレイクとはこういうものかとまざまざと感じる状況だった。