新作アニメ『ダンダダン』田中真弓×中井和哉が熱烈トークで無法地帯に?作品らしさ炸裂したキャスト先行舞台挨拶
10月3日からMBS/TBS系28局「スーパーアニメイズムTURBO」枠にて全国同時放送開始のTVアニメ『ダンダダン』について、本作の先行上映会が21日に大阪にて開催。イベントには若山詩音(モモ役)、花江夏樹(オカルン役)、田中真弓(ターボババア役)、中井和哉(セルポ星人役)が登壇した。(オフィシャル) 【画像】この秋、人気オカルティックバトルがアニメで開幕!ダンダダンの最新PVカットを見る(全5枚) 本作は、龍 幸伸氏が手掛ける「少年ジャンプ+」人気漫画を原作とし、累計発行部数320万部、閲覧数4億4,000万を超える漫画作品。霊媒師の家系に生まれた女子高生・綾瀬桃と、オカルトマニアの同級生・高倉健を中心に展開するオカルティックバトル&青春物語が展開され、TVアニメは10月3日より配信が始まる。 この日行われたイベントにはキャスト4名が出演。登壇は、昨年実施された「ジャンプフェスタ2024」以来となり、舞台挨拶が始まると徐々に4人のテンションがヒートアップ。田中さんと中井さん(以下、敬称略)とのトークをめぐりカオスな展開が繰り広げられた。 はじめに、本作を初めてファンに届けられたことに対し一同思いを述べつつ、「この会場に僕の“イチモツ”があるのかもしれないと思い、大阪にやってまいりました(笑)」と、自身演じるオカルンの“落し物”を探しにやってきたという花江。ターボババアと言えば…な名セリフ「イチモツしゃぶらせろ」と冒頭からエンジン全開の田中、その“先輩”田中の「介護として参りました」と、辛口ジョークを重ねる中井と、“挨拶だけ”で和気あいあいな会話劇を展開。 その後は『ダンダダン』の魅力について問われると、「緩急のあるストーリー展開と、様々なジャンルが盛り込まれているのに、すごく見やすい。私が大好きなところです」と熱く語った若山。花江は「まず『ダンダダン』って聞いたときに、どんな作品なんだろう?と思って、マンガを読んでいたんですけど…どんな作品なんだろう(笑) 色んな要素があって、絵の力やアクションもすごいのですが、僕はラブコメなところが好きで。それにオカルトとホラー要素が加わっていき、楽しく読ませていただきました」と、最初はタイトルの“妙”に惹かれたと話す。 これに「真弓さんは?」と花江に問われると「ほんっとーにその通り、右(花江)に同じです」と田中。「中井くんは?」「ほんっとーにその通り、右(田中)に同じです」と田中の言い回しそっくりに繰り返した中井。ここから徐々にカオスの片鱗がのぞきはじめ、ターボババアを演じる上で苦労した点を問われていたはずの田中が、なぜか「ここは私が中井くんに成り代わって…」と話し始める。 「セルポ星人を演じる上で苦労した点は、同じ顔をした宇宙人が出てくるんですが、それを僕が全部やらないといけないんですよ。性格もちょっとずつ異なり、それを別録りではなくやらなくてはいけなくてね」「俺だなーそれ」「そこが苦労した点で頑張ったところかな」「苦労したのは俺だし、頑張ったのも俺だな」と、田中と中井の丁々発止が繰り広げられます。花江もそれに乗っかり、「3人いるセルポ星人の中で特にこだわったのは?」と田中に質問を投げかける始末に「花江くんもおかしいだろ」とツッコみ炸裂。 しまいには「(セルポ星人は)いかがでしたか?みなさん」と田中が、会場のファンに問うと会場からはあふれんばかりの拍手が送られ、「まるごとおかしいな」とツッコミに大忙しの中井は、「“僕”が苦労した点は、新しい今までにない役柄だったので、僕もなにぶん男なので、おばあさんの役ってどう演じていいのかわからなくて…しかもただのおばあさんではないので」と、中井はナチュラルに反撃した。会場からも、そして若山や花江からも笑いが止まらずカオスな無法地帯と化した。 そうして無法地帯に終止符を打つべく、最後にTVアニメ『ダンダダン』の放送に向けたメッセージを問われた若山。「原作の『ダンダダン』をアニメ化にするあたって、(原作と)同じ体験を得られるように、その点に忠実であるように、山代(風我)監督は意識して作られていることが見ていただければわかると思っています。10月からの放送も毎週見ていただければ嬉しいなと思います。『ダンダダン』の輪を広げられたら」とアピール。大きな拍手を持って、舞台挨拶の幕を閉じた。