フィアット・ドブロにLEDヘッドライトやドラレコ付きながら値段据え置きの特別仕様車が登場
2タイプで74台の限定販売
ルノー・カングーにより日本で市民権を得た「ルドルパス」とも呼ばれる欧州のLCV(ライト・コマーシャル・ヴィークル)派生型のMPV(多目的車)。日本での市場拡大にともない、ステランティスもシトロエン・ベルランゴ、プジョー・リフター、フィアット・ドブロを順次日本に導入している。 【写真7枚】LEDヘッドライトやドライブレコーダー、デジタル式ルームミラーなどを装着しながら、価格据え置きとなるお買い得な「フィアット・ドブロ」の特別仕様車「アドバンスト・ エディション」」の詳細画像をチェック ◆道具感のあるテイスト ステランティスが販売する3つのモデルは、ブランドにより異なる内外装やキャラを与えることで棲み分けを図っている。その中でフィアット・ドブロは、最も商用バンのような雰囲気を放っていて、飾り気のない道具感のあるテイストが特徴だ。 ◆2列シートと3列シートの両仕様に設定 そのドブロに今回、限定車の「ドブロ・アドバンスト・ エディション」と「ドブロ・マキシ・アドバンスト・エディション」が発売された。 前者は2列5人乗りの標準ホイールベース・モデル、後者は3列7人乗りのロング・ホイールベース仕様で、カタログ・モデルと同様に、取り回しのしやすさ、積載性や多人数乗車などニーズに応じて選択できる。2列仕様の最小回転半径は5.6m、3列仕様は5.8mとなっていて、2列仕様は最大時2126リッター、3列仕様は最大時2693リッターという荷室容量を確保している。 ◆液晶式ルームミラーも装着 このほど追加された限定車は、LED式ヘッドライトをはじめ、雨天時や夜間、荷物を荷室上部まで満載した際でも鮮明な後方視界を確保できる液晶式のフルディスプレイ・ルームミラー、純正ドライブレコーダーなど、合計約30万円相当の特別装備を装着しながらベースモデルと同価格とした買い得感の高いモデル。いまドブロの購入を検討しているのであれば、見逃せない限定車となっている。 設定されるボディ・カラーは、ベースモデルで人気の「マエストログレー」と「ジェラートホワイト」の2色。 なお、アドバンスト・ エディションの発売を記念して2024年6月15日(土)、16日(日)に、デビューフェアを開催。特設サイトで申し込みの上、全国のフィアット正規ディーラーに来場するとフィアットオリジナル巾着トートバッグがプレゼントされる。 アドバンスト・ エディションの価格は、標準モデル仕様のドブロが399万円、ロング・ホイールベース仕様のドブロ・マキシが429万円。販売台数は、ドブロが44台、ドブロ・マキシが30台となっている。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部
【関連記事】
- 装備も簡素で価格も安い フィアット・ドブロは「超実用的なのに思いのほかファン」 これがモータージャーナリストの斎藤慎輔の本音!
- カングー包囲網の第3弾! フィアット・ドブロが400万円を切る戦略的値付けで登場 商用車テイスト満載の「遊べる」クルマ!!
- 7人乗りを追加したシトロエン・ベルランゴとプジョー・リフターに対し、ガソリンとディーゼルの二刀流をひっさげて上陸したカングーを比較試乗!
- 国産ミニバンのオラオラ顔がダメな人にオススメ! プジョー・リフターに追加された3列7人乗りのロングに試乗! フランスのちょっとオシャレなミニバンです!!
- 新型ルノー・カングーにミニバン対抗の3列7人乗りが欧州でデビュー 日本上陸なるか!?